全国デマンド交通システム導入機関連絡協議会  

課題解決
自治体の方へ
地域住民の方へ
商工業者の方へ
交通事業者の方へ
デマンド交通システムが実現すること

サービス概要
サービスのイメージ
運営の方法

導入事例
導入地域
導入団体の声
導入支援策


全国デマンド交通システム導入機関連絡協議会
会長挨拶
協議会顧問挨拶
関連リンク
用語集
お問い合せ
サイトトップへ


導入団体の声
トップページ導入団体の声>自治体:宮城県東松島市

1.自治体トップ2.商工会トップ3.交通事業者トップ

1.自治体



東松島市
『公共交通空白の切り札として、新交通システムを導入』
  東松島市 企画政策課  尾形 和弥
 
東松島市企画政策課班長 高橋宗也さん写真 東松島市は、矢本町と鳴瀬町が合併して平成17年4月に誕生した新しい市ですが、どちらのエリアも平成8年頃までに民間バス路線がほぼ完全撤退し、生活圏内の移動については市民の皆さまが個別に対応せざるを得ない状況が続いてきました。新市施行以降、毎年行っている市民意向調査においても公共交通施策に対する満足度は例年ワースト3以下で、市としても公共交通の空白をいかに効果的かつ効率的に解消するかが大きな課題だったわけです。

 そこで、平成19年から市民代表、商工会、タクシー事業者、市による検討会を設置。さまざまな検討を重ねた結果、平成21年度からのデマンド交通システム導入を決定しました。広く市民から募った愛称は、「だれもが楽に使えて、楽しく利用できる」という思いから「らくらく号」が選ばれました。
『事前のPR活動を徹底したことで、予想以上の市民が利用』

 「らくらく号」の運行を前に、私たちが懸念したのは「実際に市民の皆さまが利用してくれるかどうか」ということでした。とりわけ、最も利用が期待される高齢者の方々は「病院への送り迎えは、家族の自家用車でお願いしている」というように、長きにわたる公共交通機関の空白により、多くの市民の皆さまは既に独自の交通ルートをもっていたからです。

 そのため、事前のPR活動を徹底しました。「デマンド交通とはどんな乗り物か」「どのように活用していただければよいか」など、市の広報誌で半年間にわたって紹介。また、広報や新聞などに目を通されない高齢者のために、老人会や役員会などに出席し、草の根の地域説明会を展開しました。

 こうした取り組みの成果からか、運行初日の利用者数(1日平均)は、予想の60名を上回る77名を記録。今後は初年度の目標を80名とし、さらに引き続き認知活動を進めて、持続的に運行可能な公共交通システムに育てていきたいと考えています。

東松島市役所(矢本庁舎)に到着する「らくらく号」。今や市民の足として欠かせない交通機関だ。

▲東松島市役所(矢本庁舎)に到着する「らくらく号」。今や市民の足として欠かせない交通機関だ。

『事前チケット購入制で、地元商店街の活性化に期待』
庁舎の中に設置されたオペレーションルーム。近頃はリピーターも増え、利用者とのコミュニケーションが深まるとともに、運行管理もよりスムーズに。

▲庁舎の中に設置されたオペレーションルーム。近頃はリピーターも増え、利用者とのコミュニケーションが深まるとともに、運行管理もよりスムーズになってきています。

 「らくらく号」の利用者は70代を中心に約9割が高齢者ですが、意外なことに医療機関よりも市内スーパーへの買い物利用が多いのが特徴です。「以前は週末に息子の車でまとめ買いをしていたけど、今では毎日利用して買い物に行っています」という声もあるように、高齢者の外出(機会)を促し、健康増進にも役立っているかもしれません。

 また、「らくらく号」の乗車券は、市内60ヶ所の商店またはタクシー会社で事前にご購入いただくシステムをとっています。これは、実際の運営主体である商工会さんのアイデアから生まれたもので、市内の卸小売業の売上が低迷する中、地元商店街に足を運んでもらう機会を増やすことで、地域活性の一助になればとの思いもあります。

 東松島市は特別名勝日本三景松島の一角に位置し、日本三大渓のひとつ『嵯峨渓』や『滝山公園』の桜など、魅力的な観光名所があります。日常生活の足代わりとして利用していただくことはもちろんですが、将来的にはこうした観光利用にも目を向けていきたいと考えています。


前のページに戻る ページトップへ

テーブル下


1.自治体トップ2.商工会トップ3.交通事業者トップ


ホーム サイトマップ お問い合せ プライバシーポリシー Copyright (c) 2005 全国デマンド交通システム導入機関連絡協議会